多分ネタバレ無し!安心(?)して読める!…きっと。保障も保証もないけど。
さて、『キミが居たあの日、美希が居るこの日』を観終わりました。
再度のオススメの意味も込めてちょっと語り入ります。
ネタとかバレとかについて
まず、本当はこういうタイプの仕掛けを持った物語って、
「仕掛けがあること」を知らない状態で観るのと知って観るのとでは別モノになってしまうんだよなぁ、という独り言。
『シックス・センス』だかなんだかの評論で誰かが言ってた*1のを聞いたんだと思うけど、ホントそう思う。
そういうの知っちゃうと、やっぱ「どこが仕掛けなんだろう」とか探しちゃうし。
知らない状態よりは、純粋に物語が入ってきにくい状態になってると思う。
でもミステリだの推理モノだのがあるように、そういう探すのを楽しむ楽しみ方もある。
どっちがいいかは好き好きだけど、俺個人としては知らずに観たかった。*2
ミステリなんかたまに読むけど、謎解きの後もトリックの部分とかよく覚えてなくても読み返したりしないからね。めんどくて。
んでこのノベマスは俺的には大絶賛とは言えないまでも、なかなか良質なストーリーでした。
だからこそ余計に素直にストーリーを飲み込めない状態だったのが少し惜しい。
あと、頭のスペックが大変よろしくないので、考えるのめんどいんだよね。でも気になるから考えちゃう!ビクビクッ!
俺の予想が当たってたか外れてたか、については、当然語りません。
気になるんだったら観て確認してください。
感想的文章
ストーリーの感想を言っちゃうとナニなので回避。
主コメにも度々出てくる伏線ですが、言うほど数はない、というか、
何本もの支流が合わさって最後は海に流れ込むような、そんな感じなので一個一個が独立したものとは捉えられない。
回収に関しても一つ一つを丁寧に説明する訳でもないし(実際そんな事やられたらウザいだけだろうが)。
ともかく、実はかなり斬新な着想に展開だったと思う。
今まで観てきた中にはないタイプ。良い意味で。
初投稿、他形態も含めて処女作、ということで、やっぱり最初はぎこちなかったんだね、今振り返ると。
後になればなるほど色々と伸びてきてるのが感じられる。やっぱ成長+自信、だろうね。
ま、動画制作技術はそんな凝ったものはないから、そこは成長したか分からんけども、別段凝らんでも構わんし。
泣きに関しては、最後(特に21話)に20年モノのパッキンより緩い涙腺の俺がウルッと来たくらい。
…良いは良いが…格別とは言えるかと言うと…。
…なんだろうね。言葉のチョイスや、テキストのテンポ、展開、全てが「良いは良いが…」な感じ。
逆にギャグ部分は結構笑わせてもらったww
春香が若干大人しくなった分以上に、ゆきまこちはがやってくれたwww
次回作について
んで、次回作が既にあるんだけど。
『キミがその目でみるものは』
すぐに観よう!とはなかなか思えない。
『キミ美希』は色々言ったけどよかったよ?1話1話長かったけど、その時間を全く後悔してはいない。
多分この人なら次のもいいものだろうな、と思える。
ただ、観てて少し疲れる。
何も考えずに観てられるものの方が、やっぱり好きなんだな。